や行1– tax –
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焼桐
白い桐の表面を焼き、焦げた跡をたわしなどで磨き、木目を浮き出させる技法。 焼く方法は、こてを当てたり、バーナーで焼いたり、薬品を使ったりする。浮き出た木目と、... -
焼付塗装
塗装後に過熱して乾燥、硬化させる塗装法のこと。 常温で硬化させる塗装に比べると、はがれにくく、硬さ、耐久性に優れている。焼付け塗装をするにはある程度の設備が必... -
屋久杉
スギ科の針葉樹で、鹿児島県の屋久島で産出されるもののうち、特に樹齢300年以上のものについていう。 細かく複雑で美麗な木目で、鶉杢などが現れ、装飾的な用途に珍重... -
谷地だも
モクセイ科の落葉広葉樹の高木で、本州中部以北、特に北海道に多く産する。 年輪が明瞭で、材面に美しい杢を生じることもある。弾力性があり、バットやラケット、スキー... -
脂
木から出るねばねばした樹液や、その固まったもののこと。 特に松系の木から多く見られる。また、その脂がきの一部分にたまったものを、「脂壺」といい、これが材の表面... -
山桜
バラ科の落葉広葉樹の高木で、山野に自生するほか、植栽もされる。 材は強靭で粘り強く、加工性もよくて、表面は磨くと光沢が出る。削ったりもしやすく、きれいに仕上が... -
ユーカリ
フトモモ科の常緑広葉樹の高木で、オーストラリア原産。 広い地域で植栽され、多くはパルプ材として利用される。種類によっては建築、土木、船舶などに用いられる耐久性... -
有孔ボード
主に円形の穴をあけた薄い板のことで、吸音材に用いられる。 有孔ボード自体には吸音効果はなく、その裏にガラスクロスとグラスウールを入れ、壁面との間にある程度の空... -
油性ワニス
天然の樹脂を乾性油で溶かして、乾燥剤や、その他の溶剤を加えたもののこと。 溶剤が揮発した後、酸化することにより硬化、乾燥する。乾燥時間は、他の塗料に比べると長... -
百合木
モクレン科の落葉広葉樹の高木で、北米東部原産。 材はやや軽軟だが、強度はあり、米国では馬車や丸木舟などに用いられていた。また、加工性もよく塗装によくなじみ、表... -
ヨーロピアンラーチ
マツ科の針葉樹で、北欧からロシアにかけて自生する。 木質は日本のカラマツに似ているが、色合いがやや黄色がかって、木目がはっきりしている。針葉樹としては比較的硬... -
夜糞峰榛
カバノキ科の落葉広葉樹の高木で、深山に自生する。 重硬で弾力性があり、きめが細かい材が取れる。枝を折ると特有の「サロメチール」(サロンパスに含まれる)のにおい... -
寄木
木片を組み合わせて幾何学的な模様などをあらわした木工芸品のこと。 色調や木目、木質の異なった木片を寄せ合わせ圧着して文様をつくり、それを一定の厚さの「種板」と...
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